冷えびえした日が続いたのとうって変わって、きょうの最高気温は29.8℃。真夏日ぎりぎりの暑さとなった。用心して長袖で出かけたものの、額に汗がにじむ始末。
右ひざにこわばりと痛みがまだ残る。このまま家にこもって安静にするのもよいが、むしろ少し無理しても動かした方がよかろうと、公園併設の自然観察園を巡ることにした。いつものように「観察センター」に寄って、今月9月度の観察園内に咲く野草の所在を紹介するパンフレットをいただき、それをもとに初心者にもわかりやすい花を探した。
セミの鳴き声が充満する観察園は、暑い日射しと湿気でむせ返るようだった。私にとって見やすい目立つ花は、次の写真の青紫色した「カリガネソウ」くらいだった。(地味な花はつい素通りしてしまう)
(本ブログ関連:”カリガネソウ”)
カリガネソウの名の由来は、「日本の山野草」(岩瀬徹:監修、安藤博:写真、成美堂出版)によれば、「和名は花形から かりがね(ガン【雁 】のこと)を連想したもの 」とのこと。なかなか雁の姿を想像するのは難しい。素人目には、むしろ蘭の花をイメージしてしまうのだが・・・。
公園からの帰り道に使う坂の上で咲き誇っていた「サルスベリ(百日紅)」の花も力が衰えたようだ。例年、サルスベリの花が長々と咲いているのを見て感心していたのだが。