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2021年7月12日月曜日

昼の公園広場

月曜日の公園は静かである。しばらくの長雨で、公園の小川は水面を輝かせながら滑るように流れている。梅雨に入る前、すっかり水涸れして川底を覗かせていたが、様子ががらりと変わった。おかげで、幼い子どもと一緒の母子連れが、何組も水遊びに来ている。子どもたちのはしゃぐ声が復活して、公園は元気を取り戻したようだ。

公園併設の自然観察園の横に小さな広場がある。日なたを避けて、木陰のベンチに座ってのんびり眺める。ときどき吹く風は、梅雨の中休みとはいえ 30℃に等しく気休めでしかない。

気象予報は、今週の土曜日に小雨が降り、それ以降連日晴れ間のようだ。来週、梅雨明けになるかもしれない。そうなれば、晴天と厳しい暑さがつづくことになる。

小さな広場の奥に小川に流れ込む支流がある。そこでも母子が水遊びしている。何かを見つけているのだろうか、しゃがんでいるようだ。ときどき母親の帽子と幼い子の頭が見え隠れする。なんだか楽しそうだな、秘密の遊び場所があるようだ。