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2021年2月22日月曜日

梅林

陽気に誘われて、昼過ぎ公園へ梅を見に出かけた。ちょうど最高気温のころ、温かくまぶしい日射しを受けた梅林の木々は花を一面に咲かせていた。梅の香りが満ちて漂ってくる気配がするほどに心地よい。

(本ブログ関連:”梅林”)

人出が多い昨日の日曜日を避けて、きょうにしたつもりだったが、観梅のひとびとであふれていた。もっぱら中高年が中心だったが。花もひとも予想外のにぎわいだった。

咲き誇る梅に高揚させられたのかもしれない、紅や白色の花弁が輝いて感じた。梅の木々はそれぞれ独特な園芸種名があって、次の写真の白梅には「ほうりゅうかく」の木札が付されていた。
Wikipediaに里見八犬伝の舞台「芳流閣(ほうりゅうかく)」の解説があって、まつわる事柄に「梅に『芳流閣』という品種がある」と記している。歌舞伎の立ち回りを盛り立てる<舞台>ような、ダイナミックな咲きっぷりが見事なのかもしれない。
(とはいえ、馬琴の八犬伝を読み通したわけでもなく、歌舞伎舞台を観劇したわけでもないのだが)

ほうりゅうかく

ちなみに、ここ5日間の最高気温を並べてみると次の通り。ぐんぐんと温かさが増して、天気予報では4月、5月並みなどいっている(気象庁調べによると、1981~2010年間の東京の平均最高気温は、4月が19.0℃、5月が22.9℃)。
18日(木):   8.4℃
19日(金): 11.8℃
20日(土): 17.5℃
21日(日): 21.0℃
22日(月): 22.1℃