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2020年10月30日金曜日

ニシキギとサンシュユ

公園に出かける。雲間から青空が覗くものの、地表の空気はひんやりして重い。きのうと比べて、気温の落差に驚かされる。おもわず上着のボタンをすべてとめてしまった。予想外のことのように戸惑ってしまう。

公園内の自然観察園に沿って流れる小川に、「アオサギ」が一羽だけ岸に立っていた。下流に少し距離を置いてもう一羽いた。彼らは群れないのだろうか。さらに進むと、「カルガモ」が3羽一列に浮かんで、流れに逆らうようにゆるりと上って行った。

観察園で、「ニシキギ」と「サンシュユ」の樹木になっている赤い実を見た。

同じニシキギ科の「マユミ」の隣りに、「ニシキギ」が並んで赤い実を風に揺らしている。ふっくらしたマユミと比べて、ニシキギの実は小さく赤みが鮮明。図鑑に、ニシキギは紅葉が美しいことから、<錦木>の名がついたという。

(本ブログ関連:”マユミ”)

ニシキギ
ミズキ科の「サンシュユ」(山茱萸)も赤い実がなるということで、観察路を巡ったが見つからない。ようやく風で揺れる枝葉の隙間から実を覗かせた。観察園入口の掲示板にある写真と比べて実の数が少ない。時期を逃したからだろうか・・・それとも他にもっとよいものがあるのだろうか?

サンシュユ
(余談)
サンシュユを、「サンシュウ」と勘違いして、宮崎県民謡「稗搗(ひえつき)節」の始まりの「庭のさんしゅう(山椒)の木 鳴る鈴かけて ヨーホイ」を思い出す。けれど、耳に残った「さんしゅう」が、山椒(さんしょう)だったとは・・・。