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2020年9月20日日曜日

自然観察(2)

曇り空の午前中、公園(および自然観察園)を巡っての自然観察の会に参加する。草花から昆虫・野鳥まで多様な対象をカバーして解説いただくわけだが、手帳にメモしているうち、それぞれの名前が飽和・沸騰して蒸発・揮発してしまう。何とかカメラに収めたりしたが、帰宅して確認してみると、メモの記録と写真が結びつかない・・・混乱するばかり。

次に、分かる範囲の野草や樹の花の写真を並べてみる。他にも多数撮ってみたたが、手帳の記述とネット情報を照合しても不明が多い。(かように記憶がおぼつかず定まらない)
タマスダレ(ヒガンバナ科)
ヤマザクラ(薄桃色が数輪、他に白色が数輪)
カリガネソウ(シソ科)
白色のヒガンバナ(ヒガンバナ科)

野草について、「メ(雌)ヒシバ(日芝)」、「オ(雄)ヒシバ」は互いに属が異なること。「イボクサ」はイボ(疣)取りの薬用として使われたこと。「キツネノマゴ」は<ガク>がキツネの尻尾に似ていることなど、大ベテランの方から様々教示いただいた。

鳥に詳しい方からは、遠く高圧線鉄塔上に留まっている「モズ」や樹上で鳴く「クサヒバリ」を、昆虫に詳しい方からは、「ショウリョウバッタ」や「エンマコオロギ」の雌雄の違い(体形・羽)について教示いただいた。

観察会の終わり、小雨のぱらつく帰り道、公園をおおう草木の豊富なことにあらためて感じいった。今まで見ていたはずの緑の光景が実に多様なことを思い知らされた。