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2019年1月19日土曜日

(雑談)小さなできごとの結果

風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざがある。何かのできごとに始まり、突拍子も脈略もなく連続して廻りまわって、自分の都合のよい結果がもたらされるという牽強付会の例えだ。

できごとがわずかでも、例えば「蝶の羽ばたき」ですら、もしかすると遠くの気象変動に影響するかもしれないという「バタフライ効果」の考えがある。予測できないものを扱う理論をベースにしたもの。遠くない将来を捉えようとするものだが。

ところで、気象予報のようなある程度連続した空間とは別に、一挙に未来に影響するとしたらどうだろう。タイムマシンに乗って過去にもどり、もしそこで「蝶」を踏み殺したら、現在に何か影響を与えるのではないか。レイ・ブラッドベリの短編集「太陽の黄金の林檎」にそんな物語がある。

(本ブログ関連:”レイ・ブラッドベリ”)

小さなできごとが儲け話につながる程度ならよいが、時間をこえて知らぬ間に大きな災禍をもたらしたらたまらない。