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2019年4月20日土曜日

穀雨 2019

今日は二十四節気の「穀雨」。田畑を雨で潤すころという。考えてみれば、平成最後の穀雨でもある。これまでブログに、この日に雨降りとなれば忘れず記してきたのかも知れない。けれど今回は、清清しいほどの晴天。

(本ブログ関連:”穀雨”)

そんなわけで、公園を流れる小川沿いのベンチで日向ぼっこする。陽ざしがまぶしく顔をじりじり焼く夏のようだった。しばらくすると風が吹き始め、思った以上にひんやりしてきた。そのころの都心の最高気温は、「南南東」の風だったにもかかわらず、 19.1℃(14:06)でしかなかった。どうりで冷えてきたわけだ。

木立におおわれた「自然観察園」は、風に曝されることなく穏やかな気配だった。一昨日(4/18)の「レンゲソウ」観察に続き、初心者は今日も園内を巡った。

(本ブログ関連:”自然観察園”)

ヤマブキソウ
入口に置かれた、「4月 自然観察園の花だより」のパンフレット(表面に観察できる花の名前一覧/裏面にその所在をルートマップしたもの)を片手に、4月の野草・雑草の花を探した。

初心者にとって、分かりやすい花は「ヤマブキソウ」だろう。色合いが、細い枝の低木「ヤマブキ」に似ているが、花弁の数は4枚で、ヤマブキの5枚と異なる。
もちろん(当り前すぎるかもしれないが)、私なりに昔から知っている「カラスノエンドウ」、「サクラソウ」もあれば、ちょっと目をひいたものに地味ながら中々優雅な「オドリコソウ」もあった。

サンショウ」の木に、よく見れば微かに花が咲いていて、鼻を近づけても香りがない・・・葉を一枚千切ってつぶすとよい香りがした。これから何度も訪れたいと思っている。