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2019年4月11日木曜日

史上初、ブラックホール(直径1000億Km)撮影に成功

国立天文台は、世界的共同研究(地球上の電波望遠鏡を結合させた国際協力プロジェクト)による史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る」(4/10)調査結果を発表した。
日本の研究者がその存在を特定してきた、今回の「ブラックホール」の写真が撮れたことに、素人は大喜びするのであります。こんな超ど級で貴重な発表を聞くことができるなんて、何と幸運な時代に巡り合わせたのだろう

(発表内容) http://www.nao.ac.jp/news/science/2019/20190410-eht.html

・春の南の空に見える「おとめ座」の方向にある「楕円銀河M87」に潜む「ブラックホール」は、地球から5500万光年の距離にあり、その質量は太陽の65億倍にも及ぶ
・ブラックホールの重力によって光が曲げられたり捕まえられたりすることで、内側のある一定範囲では光がやってこない「ブラックホールシャドウ」が生まれる
・ブラックホールシャドウを囲む明るいリングの直径は、実長 4光日=1000億Km
・今後課題に、ブラックホールより発生のジェットを長波長観測網(東アジアVLBI)で観測

イベント・ホライズン・テレスコープで撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。リング状の明るい部分の大きさはおよそ42マイクロ秒角であり、月面に置いた野球のボールを地球から見た時の大きさに相当します。
(写真)国立天文台「イベント・ホライズン・テレスコープで撮影された、銀河M87中心の巨大ブラックホールシャドウ。リング状の明るい部分の大きさはおよそ42マイクロ秒角であり、月面に置いた野球のボールを地球から見た時の大きさに相当します。」(Credit: EHT Collaboration)

(今回の成果の物理学的意義について、わかりやすく紹介してくれる)
(Youtubeに登録の国立天文台に感謝)