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2018年5月24日木曜日

ニール・セダカ「きみこそすべて」

月日がたつのは早いもので、最近ますます加速する。だから、月日の経過をリンゴの果実の喰い具合や、日めくりカレンダーが薄くなっていく様子で例えたりする。カレンダーの場合、さらにオールディーズの懐かしい、ニール・セダカ(Neil Sedaka)の「カレンダー・ガール(Calendar Girl)」(1960年)を引き合いに出したりもする。

(本ブログ関連:”ニール・セダカ”)

そのニール・セダカが、実はユダヤ系であることを、以前このブログに次のように記したことがある。「イディッシュ語」教室に通ったればこその驚きかもしれないが。
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・いかにも、若い女性にモテモテといった雰囲気(少々にやけ気味)から、てっきりイタリア系と想像していたが、実は「父はトルコから移民したユダヤ系、母はポーランド・ロシア系ユダヤ移民」(Wikioedia)だったとは。
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「イディッシュ語」教室に、クレズマー・ミュージシャンがいらして、2015年に米国のフェスティバルに参加した際に目を引いたのが、ニール・セダカの溌剌とした姿だったという。(April 2017 MISUZU)

イ・ソンヒは、その昔、高校時代の頃に通った音楽室で、実力を試された際に歌った曲が、ニールセダカの「きみこそすべて(You Mean Everything to Me)」(1960年)だったと、彼女の自伝的記事に次のように記されている。
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チャン・ウクチョ音楽室に入って、歌を歌ってみたいと話すと、当時あまり名が知られなかった作曲家のイ・セゴン(이세건)、ソン・ジュホ(송주호)氏などが「一度、見せてください」と冷ややかな反応を見せた。
・私が全情熱を傾けて、ニール・セダカの「きみこそすべて(You Mean Everything to Me)」(1960年)を終わらせた時、その方々は非常に満足な表情であったし、したがって私はいつでも喉が「うずうず」したら、音楽室に立ち寄るようになった。
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この「きみこそすべて」の韓国語タイトル(당신은 내게 모든 의미입니다)が、ネットにあるが、彼女が音楽室に通った高校3年生当時、韓国語歌詞があって歌われたのだろうか、どのように流行したのだろうか。

さて、Youtubeには、ユダヤ系のニール・セダカ(ניל סדקה)が歌う、ヘブライ語版「きみこそすべて(למה שוב אינך עמי)」が登録されている。(ヘブライ語は分かりませんが)


(Youtubeに登録のulai1212に感謝)

ちなみに、歌詞内容(英語版)を知るには、<Google検索>で「You Mean Everything to Me」を検索すると、トップに歌詞が公開されている。