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2018年4月22日日曜日

「草津白根山」火山の噴火警報について

鉱物趣味は、硫黄がらみで火山についても関心を持つ。とはいえ、手ごろに観察できる「東伊豆単成火山群」をちょっと独り旅したこと。また、浅間山噴火のとき、火山マニアのオフ会に参加して耳学問したことがあるくらいだが。
だから、何となく火山や地震情報があると聞き耳を立ててしまう。昨日(4/21)も霧島火山群の「硫黄山」の噴火についてブログに記した。

今日のニュースで、「草津白根山」の噴火警報レベルが上がったと報道されたが、ちょっと気になることがある。

(本ブログ関連:”草津白根山の噴火”)

実は、本年中だが、気象庁地震火山部発表の「草津白根山で発表した噴火警報・予報」(火口周辺)を過去に遡ると次のようになる。警戒レベルについて、3/16 ⇒ 4/22 の間に、いったん「噴火警戒レベル1」になったはずだが・・・そのことを知らない。私の理解が不足か、慎重を期して発表しなかったからか、どうなのだろう。

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・平成30年(2018年)1月23日11時05分:火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表
・平成30年(2018年)1月23日11時50分:火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表
・平成30年(2018年)3月16日14時00分:火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表
<------------(この間で、レベル1に下がった?)------------>
・平静30年(2018年)4月22日07時00分:火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を切替
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気象庁「参考:噴火警戒レベルの説明」
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【レベル5(避難)】:危険な居住地域からの避難等が必要。
【レベル4(避難準備)】:警戒が必要な居住地域での避難の準備、要配慮者の避難等が必要。      
【レベル3(入山規制)】:登山禁止や入山規制等危険な地域への立入規制等。状況に応じて要配慮者の避難準備等。
【レベル2(火口周辺規制)】:火口周辺への立入規制等。
【レベル1(活火山であることに留意)】:状況に応じて火口内への立入規制等。
(注:避難や規制の対象地域は、地域の状況や火山活動状況により異なる)
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