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2018年10月7日日曜日

台風の影響か、公園の倒木

昼過ぎに近くの公園へ出かけた。ピリピリと焼き付ける陽射しは真夏のよう。それでいて、日陰に入れば和らぐ。「勿忘草」ならぬ「勿忘日射」か、それとも「暑の深情け」とでもいうべきか、程度がるだろうというもの・・・。

先日(10/1)の台風(24号)の結果については、街のあちこちに余波を見た。今日の公園にも、倒木や枝が落ちたままの立入禁止ゾーンが残されていた。普段ひとびとが行き交う木立下の遊歩道周辺だけは、管理事務所も落下の危険を防ぐため、刈り込みして整理していたが。

「アカマツ」に隣立した「クヌギ」(だけ)が、樹の下側かられて、幹の内側を曝していた。果たして、台風の強風のせいだけなのか、それとも、菌糸類が侵入して幹の内側から侵食したせいなのか、素人目には判別できないが、折れた部分に白く柔らかな塊りがいくつかあったのが気になる。
以前、菌類に犯された樹木は弱く危険なため、早めに切り倒すことにしていると聞いたことがある。

公園中央に、一見異国のような高木の「ユリノキ」が連なる木立がある。ここは、洒落た光景を楽しめる場所だが、今回は違った。周りをロープが張られて、下を通ることも近寄ることも禁止されていた。
ユリノキの足元には、驚くほど枝が落ちて積み重なっていた。頭上高くの折れた枝々には手の施しようがないのかもしれない。このまましばらく放置して、様子を見ているいるようだ。
このような光景が散見されるためか、強烈な台風が通過した後の公園には、日曜日といえども思ったほど人出はなかった。

緑陰に書を親しむなんて呑気に構えて行ったはずだったが、それが、余りの惨状に呆気に取られて驚き、書を忘れて早々に引きあげた次第。