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2017年5月28日日曜日

イ・ソンヒの「五月の陽射し」

5月には、イ・ソンヒの5集所収の「五月の陽射し(오월의 햇살)」(1989年、作詞:ユン・ハンギ、イ・ソンヒ、作曲:ユン・ハンギ)を聞かなくては。この5集、昨日(5/27)記したソン・シヒョンの回想の通り、過去史と因縁を持っている。さらに直接的でもある。しかも、イ・ソンヒは、このまま1991年のソウル市議会議員への立候補と当選まで突き進むことになる。そして大きく政治の振幅を経験する。

(本ブログ関連:”五月の陽射し”、”ソウル市議会議員”)

そんな時代背景とは別にして聞けば、五月の陽射しは力強く差し込んでくる: 広い意味でのレクイエムといえる。彼女の歌唱力に、そんな普遍性があると確信する。彼女が格別の愛着を持った曲である。


どこかで呼ぶ声に  振り返りみれば
見えるのは寂しい通りを  吹く風だけど
風に乱れる  髪をなであげながら
歩んだ足取り止めて  また振り返るよ
*
暗い夜一緒だった若い声が  虚空に散らばって
朝が来るまで歌おうとした  友よどこへ行ったのか
留まっていた束の間  残されたきみのその声
五月の陽射しあふれる日  私たちの心暖まらん

(*以下繰り返し)

留まっていた束の間  残されたきみのその声
五月の陽射しあふれる日  私たちの心暖まらん


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