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2017年12月24日日曜日

ピーター・パン

わたしが「ピーター・パン」を知ったのは、子どものころ見たディズニー版アニメーションだった(いつ頃のことだったか)。原作者J.M.バリー*(1860年~1937年)の児童書を読んだ記憶はないけれど・・・。
*J.M.バリーは、最初、「ピーター・パン」を戯曲として発表(1904年12月27日初演)したようだ。

(本ブログ関連:”ピーター・パン”)

ディズニー版アニメを見たとき、甘えん坊でわがままながらも愛らしい、ときにあまのじゃくな妖精「ティンカーベル」が撒き散らす金色の粉が気になってしょうがなかった。わたしも浴びたい、空を飛んでみたいと空想したものだ。子どもは飛んでいる夢をよく見る。

この「ピーター・パン」は芝居となって、世界のひとびとに親しまれている。主人公ピーターパンは少年だが、不思議なことにいずれも女性が演じているようだ。役柄から、どちらかといえばボーイッシュな女性が抜擢される。

先日、古い写真に残された舞台女優モード・アダムズ(1872年~1953年)について触れたが、1905年に、ブロードウェイで最初に「ピーター・パン 」の主人公を演じたのが彼女だったそうだ。また、ネットで聞いたことだが、ピーター・パン役の彼女は、後の写真で知られるイメージと違って、当時、少々太り気味だったともいう。(Bowery Boysの記事に感謝)

(本ブログ関連:”モード・アダムズ”)

ちなみに、デビュー早々にズボン姿で知られた歌手イ・ソンヒも、1991年に子ども向けミュージカルでピーターパン役を演じている。日本では、健康で溌剌とした歌手榊原郁恵ピーターパン役は、誰にも知られている。上記3人の舞台女優、歌手は、若くしてピーター・パンを演じたが、当然とはいえ、それぞれ対照的な人生を歩むことになる。


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