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2016年5月7日土曜日

中島みゆき「歌姫」

高級客船で旅をしたことはないが、たとえ小さな定期船でも、岸壁をゆるやかに離れるときの情緒は他と違ったものがある。手を伸ばせば届きそうな離岸に思いも深まることだろう。互いの距離がゆっくりと時間をかけて開く余韻があるのだ。

中島みゆきの「歌姫」を聞くたび、いろいろなものが時間の海の彼方に過ぎ去ったことに気付く。この歌の歌詞のような物語があるわけではないが、誰にも琴線に触れるものがある。求めようとして得られなかったことが浮かんでくる。

次のYoutube映像がいつまでも見られるといいのだが。

(本ブログ関連:”歌姫”)

(Youtubeに登録の白土和幸に感謝)