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2016年8月7日日曜日

立秋 2016

唱歌の「早春賦」は、「春は名のみの 風の寒さや」で始まる。それに例えれば、今日の「立秋」は、<秋は名のみの 日差しの暑さや>だ。夏の思い出も満喫していないのに、どうして秋が始まろうか。

(本ブログ関連:”立秋”)

とはいえ、この言葉をいったん覚えると、夕暮れどきの静けさに、秋につながるものを想ったりする。昨日、「暑気払い」したばかりだからだろうか。夏にけじめをつけ、秋を受け入れるや、人生で少し大人にったように、気候に寛容になる。

イ・ソンヒの2集に収録の「秋の風(カルパラム、갈바람)」(1985年、作詞チョン・ウニ、作曲ナム・クギン)は、突然に舞台が暗転して、別れの寂しさだけを残して去る秋の風を歌う。秋が深まれば、この歌への想いがきっと深まることでしょう、多分。

(本ブログ関連:”秋の風(カルパラム)”)

次のYoutube映像は、デビュー20周年記念(2004年)の世宗文化会館でのコンサートによる。


「秋の風(カルパラム)」

小さな胸にこんなに、しみじみ恋しさ残して
去ったあなたは 風、寂しさくれた 「カルパラム」

今も目元を巡る、あなたの暖かだったあのまなざし
こころ、何度も何度も、恋しい翼を広げさせるよ

ああ、あなたは 「カルパラム」、雲を作る 「カルパラム」
ああ、あなたは 「カルパラム」、こころ奪った 「カルパラム」

小さな胸にこんなに、しみじみ寂しさ残して
消えたあなたは 風、寂しさくれた 「カルパラム」
寂しさくれた 「カルパラム」

ああ、あなたは 「カルパラム」、雲を作る 「カルパラム」
ああ、あなたは 「カルパラム」、こころ奪った 「カルパラム」

小さな胸にこんなに、しみじみ恋しさ残して
行ったあなたは 風、寂しさくれた 「カルパラム」
寂しさくれた 「カルパラム」


(Youtubeに登録のDavid SJ Yunに感謝)


(付記)
昨日の「暑気払い」の帰り、皆してスーパーに寄った。ジャージャー麺を手に取る仲間が多かったように思う。私も、生麺とインスタントの両方を買った。ジャージャー麺は、ソース風だがそうでなない、ちょっとこげたような味具合がいい。昔、SKYのY大の学生食堂に連れて行ってもらったとき食ったがえらく辛かった記憶がある。さて、今晩、味比べした結果は次の通り。
・生麺の方が、そりゃあ美味いに決まっている。具の充実度も違うし。
・でも、インスタント麺もなかなかだった。意外や意外、麺がけっこういい・・・塩加減を要するが。

ところで、何で皆がジャージャー麺を買ったのだろう。ブラックデーでもないのにねえ。