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2016年8月31日水曜日

二百十日 2016

今日は、二百十日、台風到来の時期である。今回の台風10号は、久し振りに台風の話題、騒ぎをもたらした。八丈島の東に発生した台風10号は、不思議なことに南下後にUターンする進路をとった。台風観測史上初めて、東北地方へ初上陸もした。おまけに、北海道にも影響して、秋口収穫の農産物に多大な被害を与えたようだ。

(本ブログ関連:”二百十日”、”台風10号”)

当初、台風10号は関東地方へ上陸の可能性があった。マスコミ報道もせわしかった。このことに、狼少年に例えるふしもあるが、自然は怖いし、用心に越したことはない。子どもの頃、台風が来るたび、雨戸を釘付けした親父の姿を思い出す。昔、台風は恐ろしかった。今でも、「伊勢湾台風」の衝撃を忘れられない。

ところで、この台風のせいでないが、鉱物採集のメンバーの都合もあって、明日予定していた<砂金採り>が中止になった。なんだか台風がうらめしい。

今となっては、イソップ童話のキツネのように、手の届かぬブドウを見て負け惜しみいうように、どうせ砂金採りに行っても、いいものは取れなかったろうとなぐさめている。