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2016年8月27日土曜日

イ・ソンヒ 「美しい江山」

イ・ソンヒには、韓国民を熱狂させる曲がある。コンサートの終盤に必ず歌われ、老いも若きも、観客は立ち上がってペンライトを振り唱和する。会場の熱気と興奮に、このときばかりは異邦人の感覚にとらわれる(戻される)。

イ・ソンヒの第4集、「私はいつもあなたを」(1988年)に収録された、70年代初期作品をカバーした曲、「美しい江山(아름다운 강산)」がそれだ。

(本ブログ関連:"美しい江山")

原曲の抵抗の意を込めた賛美と表現から、退廃的表現(といわれる部分)を抜き取り、80年代の「健全歌謡」にしたのが、現在の「美しい江山」である。時代の流れと共に、この歌は微妙に変遷してきた。なお、原曲の作者は、韓国ロック界の精神的支柱といわれる。

(本ブログ関連:"シン・ジュンヒョン"、"キム・ジョンミ映像")


空は青く、雲は白く
そよ風も吹き来て 膨らむ 心

木の葉青く、川水も青く
美しいここに 私がいて 君がいるよ

手をとり合い行ってみよう 駆けてみよう、あの広野へ
我ら集いて語ってみよう、新たらしい 希望を

空は青く、雲は白く
そよ風も吹き来て 膨らむ 心
    ____

我らはこの地上に 我らは生まれて
美しいここに 誇らしいここに
生きよう

燦々(さんさん)と輝く 赤い太陽が照らし
白波あふれる あの海とともにあるよ

いかに良いか 我ら生きるここに
愛する君と
歌わん

(Yay Yay YayYaYay)

Pam Pam PaPam PaPaPam
PaPaPam Pam Pam PaPaPaPa PaPam
Pam Pam PaPam PaPaPam
PaPaPam Pam Pam PaPaPaPa PaPam
Oh Oh OhOh~

(Yay Yay YayYaYay)

今日も君に会いに行かなくては
語らなくては 遠い後日(のち)に
君と私 生きて 終(しま)う

永遠のここに 我らの 新しい夢を
作ってみたくて

春夏が過ぎれば 秋冬がくるよ
美しい江山

君の心は 私の心
私の心は 君の心
君と私は 一つの心
君と私

私たち、永遠に 永遠に
愛、永遠に 永遠に
我らみな 全てみな 全て
限りなく 親しくて


(Youtubeに登録のwallace6813に感謝)