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2016年6月29日水曜日

(資料) 「統計でみる韓国女性(cf.男性)の人生」

イ・ソンヒは20歳でデビューして以来、一昨年、30周年記念のコンサートを開いた。国民歌手と呼ばれ、指導者として音楽界で活躍する彼女の力量をいろいろな場面で見ることができる。女性の人生に沿って歌い続ける様に、人生の一局面にとどまらぬ力強さを見るようだ。

韓国の女性の現在を紹介する、「女性家族部」と「統計庁」発表の「2016統計で見る女性の人生(2016 통계로 보는 여성의 삶)」(6/28発表)を通じて、中央日報(日本語版)の記事、「統計でみる韓国女性の人生」(6/29)は、次のように伝えている。(改行など加工しています。容赦)

(本ブログ関連:”人口”)

いずこも同じ、<高齢化>に伴う女性人口の増加、初婚・出産の高齢化に伴う<少子化>といった課題があるようだ。
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  韓国の「女性人口100人あたりの男性の数」を意味する「性比」が初めて100を下回った。女性の<平均寿命>の延びなどの影響で、こうした「女超現象」はますます明確になる展望だ。

女性家族部」と「統計庁」が28日に発表した「2016統計で見る女性の人生(2016 통계로 보는 여성의 삶)」によれば、

今年の女性人口は、
  ・女性人口  2542万1253人 (男性人口を4万人以上上回った)
  ・男性人口  2538万152人
昨年に続き2年連続上回り、性比は
  ・昨年100.0 (男女差1万人余りに過ぎず)
  ・今年  99.8 (初めて100を下回った)
  今後さらに激しく進むと展望され、
  ・2020年  99.4、
  ・2030年  98.6
統計庁の関係者は、「<男子選好>思想からある程度脱却した上に、人口の<高齢化>で男性よりも寿命が長い女性の人口が増加した影響と解説される」と話した。

年齢別では
  ・50代まで   男性
  ・60代以上  女性の方が多かった。
特に女性人口は、90年より
  ・50~60代  約2倍
  ・70代以上  約3倍 (高齢層に行くほど増加幅が大きかった)
年齢帯別の女性人口は次ぎの順だった。
  ・40代  16.3%
  ・50代  16.1%
  ・30代  14.4%

女性の平均初婚年齢も初めて30代に進入した。
  ・1990年  24.8歳から着実に上がる
  ・昨年        30.0歳 (cf. 男性32.6歳)
出産率は次の順だった。 (該当年齢女性人口1000人あたり)
  ・30~34歳  116.8人 (平均初婚年齢以後)
  ・25~29歳  63.1人
  ・35~39歳  48.3人

結婚しなければならないとの(13才以上)の考え
  ・女性  52.3%
  ・男性  61.5%
2008年(61.6%)から着実に減少している傾向だ。

女性雇用率は
  ・2012年 48.4%
  ・昨年       49.9%
雇用率が相対的に高かった (68.6%)2つの年代。(⇒ 結婚・出産などでキャリア断絶発生)
  ・30代前後(25~29歳)
  ・40代
非正規職労働者
  ・女性  40.3%
  ・男性  25.5%
女性就職の障害要因として「育児負担」が1位(50.5%)
  ・30代  65.4%

期待寿命(2014年)
  ・女性  85.5歳 (男性より6.5年さらに長く生きる)
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