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2016年3月22日火曜日

ペタラギ「きみは春雨がとても好きですか」

中学生頃の男子は、好きな女子について、集まっては互いにその名を口にした。不思議なことにおおかた一致した。思い返すとその子は、つんとした目鼻立ちをして、華やかというよりスポーツタイプだったようだ。それが、高校生になると、男子は互いに話さなくなる。・・・

高校時代に気になった女学生を、卒業後、皆が白状したことがある。高校生どうし誰も口にしなかったある女学生だった。物静かでしとやかな、そっと見守りたいと思わせるひとだった。もしかしたら、私の仲間がそんな風(に奥手)だったのかもしれない。大学生になれば、共有する話でもなくなる。

ああ青春してるなと思う歌がある。ペタラギ(배따라기)の「きみは春雨がとても好きですか(그댄 봄비를 무척 좋아하나요)」(1984年、이혜민、양현경)はどうだろうか。イ・ソンヒがデビューした年にリリースされたものだ。私の青春は、それよりもっと昔のことだが。

(本ブログ関連:”きみは春雨がとても好きですか”、”春雨”)


きみは、春雨が とても好きですか
わたしね、雨が降れば 思い出浸(ひた)るわ

きみは、風音が とても好きですか
わたしね、風が吹けば 風に歩くわ

さびしい僕の胸に こっそりと近づき
愛を植えおいて 去ったその人を
ぼくは[わたしは]、本当に 憎みはしません

きみは、落ち葉散れば 何を考えるのですか
わたしね、二人歩いた 松並木独り歩くわ
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きみは、春雨が とても好きですか
わたしね、雨が降れば 思い出浸(ひた)るわ

さびしい僕の胸に こっそりと近づき
愛を植えおいて 去ったその人を
ぼくは[わたしは]、本当に 憎みはしません

きみは、落ち葉散れば 何を考えるのですか
わたしね、二人歩いた 松並木独り歩くわ
松並木独り歩くわ
松並木独り歩くわ


(Youtubeに登録のutopia43に感謝)