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2016年3月20日日曜日

春分の日2016

今日は、昼夜の長さが同じという、二十四節気の「春分」。昼・夜を比べて、最大・最小・同じというのは、一年を区分する目安にしやすい。しかも昼の長さが温暖さに比例し、四季の区別に通じるなら、気分一新できる日でもある。

「春分の日」は、実際には昼の方が長くなっているそうだ。今日は朝から晴れて温く過ごしやすい。ここ数年の「春分の日」を振り返ってみると、晴れだった日が多く、寒い日は少しあったが、天気に恵まれている。

(本ブログ関連:「春分の日」)

こんな穏やかな日曜日は、桜の開花宣言が欲しい。東京の開花日を、Weathermapは3/19(土)、Weathernewsと気象協会は3/21(月)と予想している。その間をとって、今日なら按配よろしかったのではと願ったが、都内千代田区にある靖国神社の(桜の)標本木を、気象台職員が観察したところ、開花は明日に持ち越されたらしい。

温もりに誘われて、昼過ぎに地元公園に出かけた。都下、武蔵野台地(都心より1~2℃低い)ゆえ、桜の陽気に至っておらず、開花の気配もない。陽が陰り始めると、風に冷たさが増す。今年の「桜祭り」は、4月2日(土)~3日(日)、もう少し先とのこと。

ちなみに、公園内にある「江戸東京たても園」では、特別展「小金井の桜-春の江戸東京めぐり」を開催している。江戸東京の桜名所の賑わいを、浮世絵(主に歌川広重の作品)や、工芸品(手箱や印籠)などを使って紹介している。小金井桜については、徳川吉宗の代、武蔵野新田開発に伴い、小金井に桜を植えて名所にしたことを、江戸後期の「江戸名所図絵」や、明治末期の「風俗画報」など展示資料でうかがい知ることができる。