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2016年2月2日火曜日

イ・ソンヒ「たぶん」

今年もあっというまに2月になってしまった。ひと月の早さと軽さをつくづく思い知る。それも歳とともに加速する。日めくりカレンダーをPC横に置いて2年目。一日が、紙一枚の重さしかない。あっけない。

考えてみれば、時間ほど確かなものはない。体内時計があって、DNAの複製回数が決められている。神様は、命のチケットを与えてくれたが有効期限つきだ。精一杯、旅をしなければならない。

イ・ソンヒの12集所収の「たぶん(아마...)」(2001年)は、たぶん人生で美しい情景を歌っているのかもしれない。成就の歓びでなくても、胸の痛みであったとしても、生きている実感に違いないからだ。若いときにしか経験できない貴重な一瞬だ。

(本ブログ関連:”「たぶん(아마...)」”)


その人の話し、しましょうか。 悲しい私の愛、聞き入れることができますか。
馬鹿でしょ、言葉ひとつできず、一人で胸を痛めるなんて。 私のそばにいても、
分かってください。 そんな気持ち、彼を見るたび、いいえ、私余計なこといい始めたようです。

*もう、その人には、命のような、そんな大事なものがあるのでしょう。
永遠に、私は堪えられない話をできないんです。 愛するという言葉は、たぶん・・・

なぜか、涙が止まりません。 つまらないでしょう。 私の気持ち分からなくて。
あなたがくれたハンカチに、涙とともに滲み出た言葉、それはあなたなのに。
本当に分からないのですか。 私のこんな気持ちを、いいえ、余計なこといい始めたようです。

*(2行繰り返し - 2度)


(Youtubeに登録のrosamin2に感謝)