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2015年9月7日月曜日

パク・ミンギュの記事

小説家パク・ミンギュ(朴玟奎)の噂(盗作)について、今日の韓国紙日本語版記事に一斉に掲載された。
記事では、パク・ミンギュの小説「三美スーパースターズの最後のファンクラブ」(15万部の売り上げ)で、盗作についての釈明は報じられているが、「昼寝」の盗用元になったといわれる「黄昏流星群」(弘兼憲史作)については、釈明という直接的なものはない。以下一部抜粋する。

(本ブログ関連:”パク・ミンギュ”)

① 朝鮮日報 「韓国の小説家、『黄昏流星群』盗用認める」(9/7、キム・ギョンピル記者)

・「パク氏は『月刊中央』9月号に寄稿し、『チェ・ガンミン氏とチョン・ムンスン氏の指摘について』という文章で、人生の黄昏時を迎えた男女を主人公にした『昼寝』の盗作疑惑について「『黄昏流星群』は昔読んだ記憶がある』とし、『普遍的なロマンスの構図とはいえ、客観的に見て似た面が確かにあるようだと認めた。その上で、『(作品を)あらためて検討し、必要があると思えば措置を取る。ご指摘に心から感謝する』と述べた。」

② 中央日報 「韓国人小説家、盗作認める…『インターネットの文章と日本の漫画を盗用した』」(9/7

・「パク氏は月刊中央8月号に掲載されたインタビューでも『三美スーパースターズ』の盗作事実を認めるような発言をしていた。やはり小説に使っていたインターネット著作物『プロ野球記名事典』を「著作権のあるものと認識していなかった」と釈明した。だが、『昼寝』については認知症になって苦労した自身の母親のために書いた作品で、盗作論争がおきて心が痛いと述べた。しかし、冷静になって検索をしてみると該当作品を読んだ覚えがあるとし、今回、その類似性を認めた。」

③ 東亜日報 「『三美スーパースターズの最後のファンクラブ』の朴玟奎氏、盗作を認める」(9/7

・「申京淑(シン・ギョンスク)氏に続き、盗作疑惑を受けてきた小説家の朴玟奎(パク・ミンギュ)氏(47、写真)が、盗作指摘を認めた。」
・「朴氏は最近発売された小説レビュー文芸誌・アクストの9月号と10月号(← 隔月刊)に掲載されたインタビューで、文壇の盗作を巡る議論について、自分も同様に盗作疑惑を受けていると明らかにしながら、「最小限のガイドラインでもまとめてこそ、この問題を解決できるだろう」と指摘した。このインタビューは最初に盗作疑惑が持ち上がったごろに行われたと、アクスト側は明らかにした。」