今晩、2年間の仲間と春の宴に集った。自分のこととはいえ名残り惜しいが、幸いなことに繫がりもいただき、別の機会を得て、つたない努力を継続できるようになったのは幸いだ。感謝。
会の始まる前、イ・ソンヒの2集、3集のリマスタリング版CDを新宿のショップに依頼する。ならば入手困難な12集もリマスタリングして欲しいと願うのは、日本のファンの声、無理な話か。
ところで、一昨日の本ブログに、紹介させていただいた、大衆音楽評論家・ジャーナリストのパク・ソンソ氏の評論中に、イ・ソンヒの3集収録曲「分かりたいです(알고 싶어요)」(作詞ヤン・インジャ、作曲キム・ヒガプ、1986年)の成立について、直接に作詞者ヤン・インジャと作曲者キム・ヒガプとのインタビューが掲載されている。原曲の存在、歌詞の変更、そしてイ・ソンヒとの巡り会いという、いってみれば数奇で運命的なものがあった。
そればかりではない、この曲には、黄真伊(ファン・ジニ:황진이)を空想したイメージの膨らみ、漢詩まで産み出す後日談がある。イ・ソンヒには、名曲との何と不思議な縁と逸話の多いのだろう。
「分かりたいです」
月明りの夜、あなたは、誰を想いますか
夢路で、あなたは、何を見ますか
深い夜、一人醒めて、涙流しませんか
時に日記に、私のことも、記しませんか
私と逢って幸せでしたか、私の愛を信じますか
あなたを想えば、全て気掛かりです
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一日中、私の想い、どれほど重ねますか
私本当に、あなたの、心に入りますか
雀のように、騒いでも、今でもかわいいですか
忙しいとき、電話しても、私の声嬉しいですか
私はとても綺麗ですか、心から私を愛してますか
本当に分かりたいです、話ししてください
(Youtubeに登録のhyunmi kimに感謝)