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2015年2月27日金曜日

(資料)韓国ギャラップ調査「愛唱曲 2004-2014比較」

韓国ギャラップから、「韓国人が好きな40種類、【文化編】-趣味/運動/愛唱曲/映画/ペット(2004年-2014年)」(2/25)の調査結果が発表されている。その中で、「愛唱曲」(発表時期、歌手名、応答率)について次のように報じている。
当然、イ・ソンヒが同率7位にランクインしているので、(参考)などで赤字で追記・付記した。

(本ブログ関連:”韓国ギャラップ” ⇒ リンク先表示下「次の投稿」に続く)

今回、少々気になる説明がある。一つにアルバム購入スタイルからインターネットなどで入手するという聴取スタイルの変化について、次に1位曲にもかかわらず応答率が低いこととカラオケでの選曲のむずかしさとの関連など・・・どのように分析をされたのか知りたいところだ。
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●韓国人の愛唱曲1位は「私の歳がどうだから(내 나이가 어때서)」、また、「出会い(만남)」と「南行列車(남행열차)」は2004年に続き2014年にも愛唱曲10位中に入って

・我が国には、昔から各地方特有の「勞動謠」(=農作業など労働の民謡)があった。 しかし、今は思う存分歌を歌って仕事が出来る職業がほとんどないので、音楽を聞くため時間を多く割いて、カラオケや各種集いに参加した時、歌を歌うことになる。インターネットと放送、スマートフォンなどの普及に伴い、過去のようにあえてアルバムを購入しなくても多様な経路を通じて望む歌を選択して聞くことができる。このような環境変化が韓国人の愛唱曲にはどんな影響を与えたのだろうか?

・韓国人が最も好んで歌う歌(自由応答)
- 1位は今回調査に参加した1,700人中34人が答えた「私の歳がどうだから」(2012、オ・スングン、2.0%)
- その次は、「わけもなく(무조건)」(2005、パク・サンチョル、1.4%)と、「出会い」(1989、ノ・サヨン、1.4%)
- 「まあ(オモナ、어머나)」(2004、チャン・ユンジョン、1.1%)
- 「椿お嬢さん(トンベク・アガシ、동백아가씨)」(1964、イ・ミジャ、1.0%)と、「南行列車」(1986、キム・スヒ、1.0%)が5位圏に入った。
-(参考: 次にイ・ソンヒの「因縁(인연)」(2005、0.8%)、シン・ユの「時計の針(시계바늘)」(2008、0.8%)が7位圏に入った)

・愛唱曲1位の選好度がこのように低いのは、韓国人一人一人の特性(キャラクター)ごとに好んで歌う歌がまちまちだということを見せてくれる。もし、人々の愛唱曲が特定の歌に集中しているなら、カラオケに行った時、他の人が私の18番曲を先に歌って困るようになるケースが頻繁に起きないだろうか。

・愛唱曲の上位10位中で、
- 最も古くなった曲は、50年超えて歌われた「椿お嬢さん」であり、
- 最新曲は、2013年発表されて昨年も人気を享受した「ガゥオー(으르렁)」であり、
- 「出会い」と「南行列車」の二曲は、2004年に続き2014年にも10位中に入って名実共に国民愛唱曲の座を守った。
- (イ・ソンヒの)「因縁」、(他に)「会いたい(보고 싶다)」、「恋人います(애인 있어요)」という最近のオーディション番組を通じて再び世間の注目を受けた曲であり、「時計の針」と「安東(アンドン)駅で(안동역에서)」という若い演歌歌手の代表曲だ。


【グラフ補注】
*2004年の上位10位曲: 「出会い」、「昭陽江(ソヤンガン)乙女(소양강 처녀)」、「南行列車」、「賛美歌」、「愛(사랑)」、「アパート(아파트)」、「イバラの花(찔레꽃)」、「花を持った男(꽃을 든 남자)」、「泣いて越えるパクダル峠(울고 넘는 박달재)」、「女の一生(여자의 일생)」
*2014年10月2日~29日、全国満13才以上男女、1,700人面接調査
*曲名、括弧中(発表時期、歌手名)
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