ブログ本文&資料

2014年6月1日日曜日

ポピーの花

何だ、夏じゃないか、陽射しと熱気に押しつぶされそう。通り道の路面、栗林の白い穂(花)、小学校の垣根、そこらじゅう眩しくて目がパチパチする。のんびり、日曜の昼を、コンビニでペットボトルの飲料水と新聞の朝刊を買って、小金井公園に出かけた。

公園の散歩道は、木立に覆われて、木漏れ日が風に揺れる。深く緑陰の空気を満喫することができる。並木道の南側には広い原っぱがあって、休日を楽しむ家族連れでにぎわっていた。元気な子どもたちの遊び声、叫び声がこちらにも届く。

この「子どもの広場」に、ちょっとした花畑があって、赤い花が咲いているのが目に付く。いつもは、コスモスの花を咲かせたりする場所だが・・・と思いながら寄って見た。

どうやらポピーの花だ。一見、華奢な感じがするが、すっと伸びた茎の上で揺れる赤い花弁の様は、怪しさを秘めているよう。というのも、花びらの落ちた後の姿に、危険なイメージをしてしまうからだ。ポピーは、ケシ科の花である。
するりとして、赤い花弁だけが目に焼きつく、その立ち居に、どこか曼珠沙華の影に通じるものがある。

ところで、今日は気象記念日だそうだ。気象庁発表の今年の「第139回気象記念日について」に、「気象記念日は、気象庁の前身である東京気象台が明治8年(1875年)6月1日に設立されたことを記念し、昭和17年(1942年)に制定されました。」と付記されている。
東京は、今日も真夏日で、今年の最高の気温を更新したのだろうか。・・・都心の最高気温は、33.1℃(昨日31.6℃)だったそうだ。

(雑談)なぜなぜ3回

問題分析、つまり、何でこんなことになっちゃったのだろうという、問題の根本要因を見つけ出す作業がある。これを、「なぜなぜ分析」と呼ぶが、経験上「なぜなぜ3回」といったりした。つまり、要因を自分の目で気付くために、「なぜ?」を3回は繰り返さないと・・・というわけだ。

「なぜ?」を3回繰り返すと、分析したつもりでも言い訳だったり、表面的な現象だったりしたものから、自分で確認する、つまり自分で取り組める処まで、真の要因を探し出すことができるようになる。3回ではダメなのだろうか、その後、6回などと言ったりしていたが。

自分の水準で考えることがミソで、それゆえ組織として全員で、問題に取り組むことができるわけで、その結果、問題解決への道筋を作る大きな力になる。多分、その力が、高度経済成長を押し上げたことだろう。

自分で考えるリテラシー上で、なぜなぜ3回や、なぜなぜ6回するけれど、世の中の全てに、そんなリテラシーが揃っているわけではない。そこで、世界共通の標準化された(基本的な)管理の仕組みが登場した。それは、ひとことでいえば、仕事のプロセスの節目、節目でチェックしなさい、その運用を組織として健全に廻しているか管理しなさいという、チェックする側の責務が明確にされた。だから、組織を運用して廻す側である、マネジメント側にとっての(責任)システムでもある。

全員が自分の立場で分析するという「なぜなぜ3回」があり、その結果、問題解決まで含めて、組織が健全に廻るためにマネジメントこそしっかりしなくちゃならないよ、ということになる。