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2014年11月28日金曜日

養老渓谷、金谷

昨日からの天候に恵まれて、千葉県夷隅郡大多喜町粟又にある「養老渓谷」巡りのバスツアーに参加した。養老渓谷に訪れたのは初めてである。

「養老」という言葉から、滝の水が酒に変わったという孝行伝説に出てくる「養老の瀧」(岐阜県養老郡養老町)との区別をこの機会に整理した。千葉の養老渓谷は、紅葉時期の景観が素晴らしく、渓流にある滝を「粟又(あわまた)の滝(高滝)」という。

粟又の滝は、養老川の上流にあって、川床を緩やかに斜めに削ってできた滝だ。滝の下から、岩肌を落下する水流を眺めるのもよいが、滝の上で滑り落ちる水の勢いを眺めるのもよい。左の写真は、滝上部に脇道があって、そこから渓流の下りを撮ったものだ。

足元は、ドロ状で滑りやすい。川床が泥岩からなっているからだろうか。おかげで、靴はドロだらけになってしまった。年長者には、この岩場での転倒を心配をしてしまう。

紅葉はピークを過ぎただろか・・・とはいえ、葉を染めた木々が、まだ渓谷を彩っていたし、渓流の音と光と相まって景観を楽しめる。

ツアーの楽しみにもう一つある。フェリー港、金谷でカキ、ホタテ、サザエ焼きを時間いっぱい賞味したのだ。いやあ実に美味かった。てきぱきと食べる人あれば、慌てて後追いする人もいる。楽しくて面白い一日だった。

(付記)
バスの振動は心地よい。会社帰りに、バス路線をわざわざ選んだほどだ。今回も乗車中、ほとんど居眠りしていた。