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2014年10月11日土曜日

生命の不思議なこと

常々生命について不思議に思うことがある。

細胞の核内にある、DNAの塩基配列(設計図)にしたがって、アミノ酸=タンパク質が作られる。
生命(生きている活動)っていうのは、物質やエネルギーを拡散でなく凝集する方向に向かわせる気がする。生命活動が終われば、大地(地球=宇宙の塵)に還る(同質化する)ことだろう。

では生命活動というのは、細胞の中でどのような動きをしていることなのだろうか。
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・発生や分化の過程で、生体を構成する特定のタンパク質を作るために発せられる指令は、どんなタイミング、つまり環境変化をどのように認識して発せられるのだろうか?

・細胞内のエネルギーや栄養を得るために、ダイナミックに動く代謝システム(=状態遷移)は、遺伝情報の一部なのか、それとも別次元のものか?

・生命って、完全に閉じた系(システム)ではないよね・・・だから、環境の変化を考慮(想定)しているのだろうけれど、その環境変化の幅(最大・最小)をどこかで決めて(決まって)いるのだろうか?
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どれもこれも、進化の中でできあがったことなのだろうけれど。

建築物に(人の)動線があるように、生命も単純に構造体としてだけでなく、ダイナミックなもの(濃度勾配のようなメカニズム)に影響されるのではないだろうか。それにしても、生体の低い体温中で、ダイナミックに化学合成するメカニズムを作ったとは、よくできている。

自然(生命)はどうして、乱雑さを好まないのだろうか・・・不思議は尽きないけれど、科学者よって、その解もいつか見出されるに違いない。科学は停止しない。