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2013年3月20日水曜日

春分の日2013

今日は、二十四節気の「立春」から数えて四番目の「春分」、すなわち「春分の日」である。旧暦2月9日、夜には上限の月となる。

春分の日は、昼夜の時間が同じつもりだが、実際には昼の方がすでに微妙に長くなっているそうだ。日常生活にとっては、冬の見えない長い覆いから、精神的にようやく解放された感がする。昼の長さ、つまり日照時間がその分多くなっていくわけで、暖かさが増すというもの。歳とともに、そのありがたさを実感する。

今日は穏やかな一日になりそう。程よく暖かく、程よく明るい。

(本ブログ関連:"春分の日")

カンヒザクラ
昼過ぎ、小金井公園に桜の開花具合を見に行った。ソメイヨシノは、まだ花見見物には十分なほど咲き揃っていなかった。一部に満開もあれば、一部に七部咲きといったところだ。

それでも、公園内にある「江戸東京たてもの園」前の広場に、敷物の上に座って桜を楽しむグループがあちらこちらにいた。

公園西側、C57蒸気機関車展示場の横に、カンヒザクラ(寒緋桜)がまるで梅か桃のように濃い桃色の花を咲かせていて、ひとびとが吸い寄せられるように集っては立ち止まり、見上げて楽しんでいた。