立春から数えて、二十四節気の三番目、啓蟄である。冬の寒さに耐えた虫たちが顔を出すという。この日に合わせたように、陽射しも気温も穏やかで春らしくなった。
ポカポカ天気に誘われて吉祥寺に、アメリカ映画「ジャンゴ 繋がれざる者」(監督・脚本;タランティーノ)を見に行く。帰りがけ、吉祥寺駅ビルの<アトレ吉祥寺>に寄って美味いものを探したが、人混みのせいか厚手の冬着のためか汗があふれた。今週さらに気温が上がり、天候も恵まれ外出するのによいタイミングである。
アクション映画「ジャンゴ」の感想・・・先日DVDレンタルで見た韓国映画「ハウスメイド(下女:하녀)」(2010年、主演:チョン・ドヨン)のときもそうだったが、見終わった後、気が重くなる。歳をとると将来への余白がなくなっているのだろう、次への期待がすぼむのだ。監督が投げかけたものは、まだ終わらないのだろう。
ブログ本文&資料
▼
2013年3月5日火曜日
KBS WORLD「国楽の世界へ」 韓忠垠
KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/27)に、人物シリーズ69回目として、横笛ソグム(小笒:소금)の若手演奏者、韓忠垠(ハン・チュンウン:한충은)を紹介した。
まず、「三絃(弦)三竹」の解説から始まった。
・約1500年前の統一新羅時代に奏された楽器に「三絃(弦)三竹(삼현삼죽)」がある。<三弦(弦)>とはカヤグム・コムンゴ・琵琶を、<三竹>とはテグム(大笒)・チュングム(中笒)・ソグム(小笒)を指すといわれる。その中でチュングムは朝鮮時代に、琵琶も植民地時代にその伝承が途絶えた。
・ソグムも、一時期、中国伝来の唐笛に押され、演奏されなくなったが、1950年に再び、復活することになる。昔の形と少し異なるが、高く澄んだ音は以前のまま(?)という。最近は、創作音楽で独奏楽器としても使われる。
(付記)
古楽器による西欧クラシック演奏がある。上記古代の楽器(演奏)が、近現代(最近)になって途絶えたり、復活したりするのが気になる。歴史的な検証を知りたいところだ。
▼韓忠垠のテグムとソグムによる「morning」(2006年)を聴く。この日常生活に違和感のない、木管のソフトな響きがする軽やかな今の音色だ。
次のように韓忠垠のプロフィールが紹介された。
・学生時代に偶然聞いたラジオのテグム演奏に魅了され国立国楽高等学校に入学。
・現在、KBS国楽管弦楽団のテグム副主席の若手演奏家。幅広い人脈ネットワークを持つ。
・大衆音楽家と出会いも増え、ピアノと共にジャズ演奏したことで<フュージョン国楽>にも関心を持ち、長い経歴を持つ創作室内楽団「スルギドン」や、フュージョンロックグループ「ユーラシアの朝」などと演奏活動を行う。映画界では、キム・ギドク監督のデビュー作「ワニ」のメインタイトル曲を担当するなど、多くの人気作品の映画音楽を手がけた。
・最近では、国境を越えた音楽交流を行い、新しい音楽への挑戦を目指している。
(付記)
明るい照明、採光のある今様のショッピン街を通るとき、心地よい音楽が流れる・・・今の音楽だ。
まず、「三絃(弦)三竹」の解説から始まった。
・約1500年前の統一新羅時代に奏された楽器に「三絃(弦)三竹(삼현삼죽)」がある。<三弦(弦)>とはカヤグム・コムンゴ・琵琶を、<三竹>とはテグム(大笒)・チュングム(中笒)・ソグム(小笒)を指すといわれる。その中でチュングムは朝鮮時代に、琵琶も植民地時代にその伝承が途絶えた。
・ソグムも、一時期、中国伝来の唐笛に押され、演奏されなくなったが、1950年に再び、復活することになる。昔の形と少し異なるが、高く澄んだ音は以前のまま(?)という。最近は、創作音楽で独奏楽器としても使われる。
(付記)
古楽器による西欧クラシック演奏がある。上記古代の楽器(演奏)が、近現代(最近)になって途絶えたり、復活したりするのが気になる。歴史的な検証を知りたいところだ。
▼韓忠垠のテグムとソグムによる「morning」(2006年)を聴く。この日常生活に違和感のない、木管のソフトな響きがする軽やかな今の音色だ。
次のように韓忠垠のプロフィールが紹介された。
・学生時代に偶然聞いたラジオのテグム演奏に魅了され国立国楽高等学校に入学。
・現在、KBS国楽管弦楽団のテグム副主席の若手演奏家。幅広い人脈ネットワークを持つ。
・大衆音楽家と出会いも増え、ピアノと共にジャズ演奏したことで<フュージョン国楽>にも関心を持ち、長い経歴を持つ創作室内楽団「スルギドン」や、フュージョンロックグループ「ユーラシアの朝」などと演奏活動を行う。映画界では、キム・ギドク監督のデビュー作「ワニ」のメインタイトル曲を担当するなど、多くの人気作品の映画音楽を手がけた。
・最近では、国境を越えた音楽交流を行い、新しい音楽への挑戦を目指している。
(付記)
明るい照明、採光のある今様のショッピン街を通るとき、心地よい音楽が流れる・・・今の音楽だ。