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2013年3月13日水曜日

風塵

今日の天気は気まぐれというか、わがままというか変転はなはだしい。暖かい中、朝から夕方まで南の強風*が吹きつけ、天空をうなるように音をたてた。

(*)「東京都心では最大瞬間風速27.4メートル、最高気温は4月下旬並みの21.2度を観測した。」(産経ニュース

道路に並んだ電信柱をつなぐ電線は泳ぐように風に揺れたし、地元の公園にある健康体操教室の入り口に並んだ自転車は、地表の風に煽られてことごとく倒れていた。余りの風の強さに、健康体操教室の生徒の中には、休まれた方もいる。

テレビのニュース(FNN)で、成田空港が風に巻き上げられた塵で視界不良となり、着陸予定の旅客機が羽田空港着に変更したと報じていた。天気予報解説者によれば、この現象を「風塵」と呼び、先日の「煙霧」とは異なると説明した*。

(*)風塵とは「その場所にあった砂ぼこりが風で舞い上がり、視界が悪くなる現象」で、煙霧とは「舞い上がった砂ぼこりが、長い距離を風に運ばれて、地表近くに落ちてきたときに視界が悪くなる現象」と解説した。

ところが今度は、夜になって雨が降りだした。明日は、最高気温が12℃とぐっと冷えるという。