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2012年8月2日木曜日

内村選手、五輪体操個人総合で金

ロンドンオリンピックの体操競技男子個人総合で、内村航平(うちむら こうへい)選手が金メダルを手にした。子どものときから両親の指導経営する体操教室に通い、そこにあったトランポリンに慣れ親しんで、空中の回転動作を身につけたと、オリンピック前のTVで彼のずば抜けた運動能力を特集していた。それだけに、今大会の団体で苦戦したと報じられたとき、余りの重圧に押されたのかと案じたが、総合で見事に跳ね返し、国民の期待を裏切らなかった。やはり天才である。

ウォールストリートジャーナル日本版の記事「内村、五輪体操個人総合で金-スーパーマンが飛んだ!」(2012年8月2日、9:29 JST)は、彼の個人総合の金獲得の評価と同時に、団体の結果について彼の心情も報じている。(抜粋)
・内村はこの日の個人総合で92.690点で金メダルに輝いた。ドイツのマルセル・ニューエン選手は91.031点を、銀メダルを、米国のダネル・リーバ選手は90.698点で銅メダルをそれぞれ獲得した。

さて、本当ならもっと熱心に内村選手の活躍をTV観戦しなければならないのだが、オリンピックというのは正月の重箱に詰まったおせち料理のようなもので、日本人選手が活躍するのを次々見れば、どれもこれも関心あって、どれもこれも面白い・・・けれど時間に限りがあり、頑張って見れば睡眠不足になるわけで。
今回、内村選手の活躍をニュースだけで知り、ライブひとつも見ないで感想を述べるのは失礼と思いつつも記した。

(追記)
夜TVで、個人総合決勝の録画が放送された。最後の床運動の終わりに内村選手が、ホッとした様子で会場を見回したのが印象的だった。そして、ニューエン選手の洗練された床運動を、リーバ選手のダイナミックな鉄棒を見た。会場は、国を超えて選手の美技のたびに、惜しみない拍手を送った。ありがとう。