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2012年5月29日火曜日

「小金井の新田開発」(3)

幸い天気に恵まれた午前中、地元公民館主催の市民講座「小金井の新田開発」(5回シリーズ)の第3回目に行く。混みあいを気にして、早めに到着するも、直ぐに聴講者で座席が埋まった。大盛況だ。

シリーズに通底する、武蔵野と首都江戸の密接なつながりについて、「街道」(生産と流通)、「水道」(生活用水)を見てきたが、今回は幕府「鷹場」を通じて次のように証左された。

① 江戸周辺に「鷹狩」のため鷹場が設けられた。中断後、享保改革の8代将軍吉宗が復活させる。
  ・鷹狩の際に、地元農民に負担がかかった。

② 江戸周辺の行政区に「筋」>「領」の階層があり、鷹場のため領に様々な役割が充てられた。
  ・行政区の筋の外縁に、御三家(尾張、紀州、水戸)の鷹場が設けられた。

③ 農村は、鷹場のもとに編成されて一体化の意識を育み、江戸(城)と心理的に結びついたようだ。
  ・行政区の領は、幕府を支える役割を果たし、幕府と一体化する。

④ 幕府は、鷹場を設定して地域主体の開発を制限し、幕府主体の開発に乗り出す。
  ・例:上下小金井新田など。

参考
① 新田開発の拡張により、農村間で秣(まぐさ)場の争いに発展する事件が発生した。
② 鷹場の目的の一つに、農民も巻き込んだ軍事的な要害の意をも持っていたのではないか。

どうやら、小金井新田庶民の生活の姿は、最終回の第5回に聞くことになるだろうだ。


(追記)
韓国語教室から帰りの夜道、小雨が降ってきて、あばたのように顔にあたる。遠雷に一瞬夜空がくしゃみをする。

真夜中の震度3

今日の日付に変わった真夜中、01時36分頃突然揺れが始まった。泳ぐような激しい揺れが続く。それがいつまで続くのか分からない不安、さらに強まるかもしれないという不安が相まって、より不安が増す。今日は大丈夫だろうか。

体感震度3強といった感じだ。気象庁の地震情報は次の通り。
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平成24年05月29日01時46分 気象庁発表
29日01時36分頃地震がありました。
震源地は千葉県北西部 ( 北緯35.8度、東経140.1度)で震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は5.2と推定されます。
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当地は、発表では震度3であったが、都内23区や横浜市で何と震度4の地区もあった。震源がだんだん近づいてきているようで不安だ。

そういえば、SignalNowExpressの事前情報が、震源(千葉県北西部)が近すぎるのか、マグニチュードを5以上に設定していても表示されない。