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2012年12月5日水曜日

(資料)ネット音楽料金の定額制から従量制へ

韓国はネット普及により、音楽購入の仕方がシフトして、CD販売がますます厳しくなっているようだ。しかも、ネット利用のため、売り上げに占める著作権の取り分が少ない状況といわれている。
来年から、アーティストにとって、どのように改善されるのか分からないが改正されるようだ。MoneyTodayの記事「著作権法変われば... "音楽の価格、市場原理に任せる"」(11/30、キム・ドンハ記者)は、次のように報じている。(抜粋)

・文化観光部体育観光部は、今年になって2008年2月作った音楽使用料徴収規定を4年ぶりに手直しを始めた。

・音楽が「定額」で取引されながら、ロエン(メロンMelOn)、KTミュージック、エムネット(CJ E&M)などと同じ音楽流通およびサービス事業者だけ利益を得て、音楽を作る制作者、実演者などの権利は疎外される「奇形的」生態系が形成されたという論議が拡大したためだ。

・国会国政監査の叱責も政府の改正の必要性を高めた。国会議員は、音源定額制が曲当たり60ウォンで、外国の25分の1の水準とし、ミュージシャンが創作する補償をまともに受けられずにいると主張した。

・すると政府は、今年6月に、韓国音楽著作権協会、韓国音楽実演者連合会、韓国音源製作者協会、韓国音楽コンテンツ産業協会などと徴収規定改正案を作って公開しており、今年10月に、国会を通過させた。

・過去の徴収規定は、流通業社が55%、著作権者が45%を持っていく構造だったとしたら、流通業社の持分は40%、(一方)著作権者などの持分は60%に増えた。

・改正案は、利用量に応じて料金を付す「従量制」商品の原則も一部導入した。新しい徴収規定が適用される初年度である、2013年には曲当たり価格は105ウォンになり、年度ごとにに引き上げられて2016年には曲当たり150ウォンになる。


(本部ログ関連:"韓国のオンライン・オフライン音楽市場規模"、"在韓の英国人が見た韓国音楽"、(資料)音楽アルバムのシステム

この結果、いずれいろいろなところに影響するだろう・・・。