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2012年7月31日火曜日

ロンドンオリンピック金メダル第1号

さて今日も日付が変わったばかりの深夜、ロンドンオリンピックの柔道の試合をTV観戦する。試合前に集中を高めていた、女子57Kg級の松本薫(まつもと かおり)選手が、ついに今回の日本選手団として最初の金メダルを獲得した。

産経ニュースの記事「松本が『金』日本勢第1号 女子57キロ級」(2012.7.31 00:29)は次のように報じている。

・ロンドン五輪第4日、女子57キロ級を行い、世界ランク1位の松本薫(フォーリーフジャパン)が決勝で、カプリオリウ(ルーマニア)に反則勝ちし、金メダルを獲得した。今大会を通じ、日本選手団の金メダル第1号。同階級では56キロ級だった時代を含めて五輪初の「金」となり、初日から不振が続いていた柔道女子にも初のメダルをもたらした。

・初の五輪出場となった松本だが、得意の足技と寝技を使い、初戦から相手を圧倒。2010年世界選手権と今年のマスターズ大会を制した実力を初の大舞台でも証明し、男女ともに「金」がないという“お家芸”の危機を救った。

(付記)
なんともピリリと効いた記事である。ただし、松本薫選手には勝とうという気迫があった。それがTV画面からよく感じられた。試合を「楽しむ」よりも「勝つ」ことを第一に見せてくれたのだ。本当におめでとう。そうそう、会場に応援に来られていたお父さんによく似ているね。

(追記)
日本経済新聞の記事「金1号…勝負師・松本が見せた外国人封じ」(2012/7/31 7:00)には、松本薫選手の精神力と試合運びについて、山口香(やまぐち かおり)筑波大大学院准教授(日本オリンピック委員会理事)の女子柔道指導者ならばこその言葉がある。