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2012年7月7日土曜日

七夕2012

ここ数年、七夕は星空に恵まれていない。2009年は曇天、2010年は小雨、そして去年の2011年は昼間の晴れにもかかわらず夕方に雲が垂れ込んだ。今年は残念ながら、朝から小雨が降り続いている。

多摩地区の6市共同で設立された科学博物館「多摩六都科学館」が隣の市にある。サイエンスカフェが催されていて、七夕の今日、「ダークマターの正体や宇宙の進化について」の講演がある。しかし事前申込制のため、それを怠っていたので諦めるしかない。今朝方事務局に、キャンセル待ちを期待して電話したがだめだった・・・。
(縁者がプラネタリウムのリニューアルに関わっていただけに出席したかったのだが)

国立天文台の七夕のイベント紹介を見ると、「七夕公開講演会『七夕の夜は宇宙を見上げて』」があった。なんと地元の法政大学小金井キャンパスで行なわれるというので出かけた。
次のような<楽しそうな>講演タイトルであるが、実際は素人にヘビーな内容だったけれど、動画や図版でわかりやすく工夫をされていた。

・「宇宙ってなんだか知っていますか?」(岡村定矩 法政大学・教授)
宇宙の大きさ(「宇宙図」や、Youtube映像「Voyage to the center of the Virgo cluster」などで)、宇宙の膨張(光円錐)などについて紹介された。
宇宙の観測は宇宙の過去につながる。宇宙は誕生から137億年たった今も膨張しているが、彼方にある129億年近く前の天体まで観測されてきているという、興味深い観測競争が行なわれているようだ。

・「宇宙の大きな謎にせまる」(土居守 東京大学・教授)
分光器やドップラー効果の原理をもとに赤方偏移の現象から、宇宙膨張を分かりやすく説明してくれた。ダークエネルギーの話しもあったが、正直、ダークエネルギー>ダークマター>ダースベイダーになってしまう素人には・・・難しい。