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2012年5月25日金曜日

「ライラックが散るとき」余聞 (続)

イ・ソンヒが、シンガーソングライターとして本格的にアルバム作りに参加した作品に、「ライラックが散るとき」(アルバム10集、1996年)があることを本ブログに以前紹介した。

春-夏の花のライラックを、ショーウィンドウの中の飾り花(園芸用か)として見ることはあるが、公園などで咲いているのを目にしたことは残念ながらない。もしかすると、何処か気付かない場所で、小さな薄紫の花びらを密集させて見せているのかもしれない。

イ・ソンヒが歌うライラックの花は、どのような姿をしているのだろう。Ko-wikipediaの写真は、花弁の塊りのようではなく、解説に「約6mまで育って、枝は多く分かれて広く伸び、花が枝にびっしりとなる」とある。

ライラックは、「リラ」とも呼ばれ、倍賞千恵子の歌「リラの花散る町」(昭和40年、1965年)にも使われている。色滲む夕暮の町に、想いをリラの花に象徴して描いている。ライラックというより、リラの方が心に響きやすいのかもしれない。

(Youtubeに登録のcae2elに感謝)

(本ブログ関連:"「ライラックが散るとき」余聞")