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2012年5月10日木曜日

イ・ソンヒの「雨降る街に立って」

怪しい空模様から、夕方には強い陽射しが差し込んだ。そして静かに夕闇がせまってくるころに、PC上でチャイム音が突然鳴って、SignalNowExpress(M5≦を設定)が茨城県沖に震源とする地震速報を2度表示した。おまけに、遠方の暗い空から雷鳴が聞こえてくるし・・・。

イ・ソンヒの歌「雨降る街に立って(비오는 거리에 서서)」(アルバム9集所収、1994年)は、雨のなか暗くなるまで、確信のないままに待ち続ける姿を描いている。とはいえ(女性の心理は複雑?で)、合わせ鏡の中にいるような、そんな錯覚を覚える歌でもある。
単調な雨音にかえって静けさが強調されて、歌がしっとりと聞こえてくる名曲だが、イ・ソンヒの代表曲として採り上げられているのを見た記憶があまりない・・・。いや、わざわざ示すまでもないのだろうけれど。
(Youtubeに登録のkoreanballadsに感謝)