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2012年3月11日日曜日

国分寺の書店へ

国立劇場で催された、天皇、皇后両陛下ご出席の「東日本大震災1周年追悼式」の模様をテレビで見る。式場の黙祷に合わせて、地元の防災スピーカーからも同様の案内が流れた。

昼過ぎの暖かい陽射しを待って、国分寺駅ビルにある紀伊国屋書店に出かける。インターネットで知った韓国語参考書を探したが見つからなかった。探し物が見当たらないとき、いつもなら書店内をふらふら巡って、たとえ"積ん読"になったとしても面白そうな読み物を手にしたものだが、今回は違った。さっぱり興味がわかないのだ。

東日本大震災の経験は、自分にとって真に必要なものの選択を迫ったようだ。それは、財だけでなく智についても同様だ。無駄に生きることを反省しなくてはならない。生きることを許されたならば、それを充実しなければならない。