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2011年9月16日金曜日

バナナバーアイス

子どもの頃に食べた、バナナバーアイスはどこへ行ったのだろう。

直方体で、バナナ色に着色して、バナナ味の加味されたバー付きアイスだ。銀色の紙に包まれていて、冷凍室で冷え固まったアイスバーから、上手にはがすのに苦心した。中から現れた固めでバナナ色したアイスは、冷え冷えも固まって、アイス・キャンデーといってもよいくらいだった。歯にしみた。

一口食べると、本物のバナナにつながる、バナナ味と出会える喜びがあった。バナナそのものでないにもかかわらず、十分に満足できたのだ。そこには、想像のバナナの味と香りがあった。いやあ、あの頃は本当に美味しかったなあ。

バナナ味探しの巡礼は続く。

(本ブログ関連:”バナナ”)