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2011年7月2日土曜日

信太妻:東洋文庫「説教節」版

先日、小金井図書館で「古浄瑠璃正本集 第四」(角川書店)から「しのだづまつりぎつね」をコピーしたが、ひらがなが多用され、いささか読みにくいと思っていたら、「日本動物民俗誌」(中村禎理著:海鳴社)のキツネの項に、東洋文庫(平凡社)の「説教節」に「信太妻」が収められていることを知った。
そこで、あらためて小金井図書館で、「説教節」(東洋文庫)を見ると、古浄瑠璃本のひらがな多用の読みにくさを解消すべく、「やたらと仮名ばかり多くて読みにくい本文に適宜漢字を宛て、宛て字を正し、わかりにくい箇所には多少の訳語入れ」たとしている。先にこちらを読むことにしよう。

明洞

明洞といってもソウルの街ではない。地元の韓国家庭料理店である。昼のオープンと同時に、知人と地下の店に入る。今日は、いつもの純豆腐チゲ*ではなくて、冷麺をいただく。暑い夏場に、冷たく酸味のきいたスープに、リンゴやトマトも添えられて、細麺であっさりして喉越しがよい。
追加のキムチ盛り合わせと、海鮮チジミも豪快な作りで、家庭料理らしい気安さがある。本当に馴染みの店だ。

ローカルなこの町であるが、明洞は、ウィークデーのランチ時間になると、ご近所の韓流ファンと思しきおばさんグループに席を占領される。何と今日も、こちらの食事が終わる頃、次々と彼女らが入ってきましたよ。さすがである。

ところで雑談で、1950年代の「三人娘」は、雪村いずみ、江利チエミの次が浮かばない。まさか、美空ひばりじゃないよね、誰だろうと考えあぐねた。が、調べてみれば、美空ひばりでよかったのだ。1960年代の「三人娘」は、中尾ミエ、伊東ゆかり、園まりで、こちらは正解だった。

(*)純豆腐チゲ: 自宅で作る場合、純豆腐チゲのスープパッケージは、丸大食品の「スンドゥブ」を使っている。美味い。