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2011年11月30日水曜日

セシウム137の沈着と汚染

先週、「勤労感謝の日」祝日のため休みだった、地元体育館の「健康体操コース」に出かける。静かで暖かい陽ざしのする公園の道にはプラタナスの落ち葉が重なっていた。

先日、米国科学アカデミー紀要(PNAS)の電子版に報告(11/14)された、「福島原発事故による日本土壌のセシウム137の沈着と汚染」(名古屋大の安成哲三教授ほか)を、名古屋大学の日本語pdf版プレスリリースで見ることができる。
(難解なテクニカルタームのため、「読む」というより「見る」という表現に留まるのだが・・・)

汚染状況は、新聞各紙に報じられたが、次図「土壌中の推定セシウム137濃度」(3/20~4/19の期間の推定値)からわかるように、本報告は次のことをの述べている。

・日本全国で広範囲にわたり、比較的低濃度であるが、一定程度のセシウム137の沈着がありそうであること・・・が推定された。
・(セシウム137は)西日本へまで輸送され沈着している可能性がある・・・。
・また西日本では、汚染が低い中でも標高の高いところ(中国・四国山地など)で、(ホットスポット的に)「相対的に」汚染が高い場所があり得る・・・。
(PNAS):図3-土壌中の推定セシウム137濃度(Bq/Kg)























わが身を、子どもを、そして孫を守るのは、(他者ではなく)自分しかいないということをあらためて知る。

★ 孫-1枚、孫娘-1枚