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2011年6月25日土曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 ヤングム

水曜日(6/22)放送の、KBS WORLD「国楽の世界へ」では、ペルシャ(イラン)のサントゥールsantur)に似た打絃樂器の、「朝鮮時代後期(英祖(1694~1776)の代初期)に中国を経て伝えられた西洋の琴、洋琴(楊琴)(ヤングム:양금が紹介された。今回も15分間の国楽の旅を楽しませてもらった。感謝。

短簫タンソ:단소)と共に、イ・ジヨンが洋琴を奏でる「弦楽霊山会上」を聴く。短簫の笛の音に対して、リズムをとって行方を照らすように下支えしている。

楽器は台形の箱型で、その上に金属製の細い弦(4本×14セット)が載せられている。バチで弦を叩いて音を出す。
▼チョン・ミョンソンによる「太陽の歌」を聴く。古風に弦の一音一音響きを残しながら、緩やかに奏している。まるでジリジリと太陽の陽がさしてくるように。

【洞簫(トゥンソ:퉁소)】
その他に、韓国固有の古楽器で、竹製の縦笛、洞簫の紹介があった。
▼トン・ソンボンおよびコ・ジャンウクによる咸鏡道地方(半島根元の東北部)の民謡「トンドルナリ」を聴く。リフレインされる素朴で初源的なフレーズに次第に聞き入ってしまう。


(Youtubeに登録のMehdibeygに感謝)