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2011年5月11日水曜日

孫の泣き顔

孫が大人の傘を右手に持ち、もう一方の左手を口元にして、空を仰いで泣いている写真が送られてきた。泣き声が聞こえてきそうだ。どこか懐かしい写真だ。昔はこんな風に思いっ切り、顔をくしゃくしゃにして泣いている子どもがいたものだ。
ところで、なぜ泣くのか。杖を頼りに歩く老人の真似をして、傘を杖に見立てて地面にコンと勢いよくやったら、それが跳ね返って、傘の柄が顔にあたってしまったというのだ。道路の真ん中で、傘を離さず泣き続ける姿が可愛くて、可笑しくて笑ってしまった。

孫は気立てのよい子である。風呂場で赤ん坊(妹)の髪を洗ってやったという・・・そんな優しい子だが、さすがに男の子は何をしでかすやら。二歳と二ヶ月を過ぎた可愛い盛りである。