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2011年5月21日土曜日

ソウル2日目:2011イ・ソンヒ コンサート

昨日来の小雨は、昼を過ぎてもまばらに降り続き、夕方ようやくおさまった。
朝から光化門広場を散策し、ときに傘を差しながらソウル市内をシティーツアーバスを利用して巡る。国立中央博物館の先史・古代館をじっくり見学した後、遠く霞んで見える南山タワーに独り登る。雨雲にけぶるソウル市内を眺望する。 

夕方、念願の「2011イ・ソンヒ『五月の陽射し』コンサート」公演初日の世宗文化会館に到着。
会館の前の入り口近くに、大きな祝いの飾りがいくつも並び、なかに日本のイ・スンギ(後述)ファンのJapan Cafeかららしいものまであるのに驚く。1階ロビーには、イ・ソンヒと時代を共有した女性を中心に男性もまじえて、多くの人が開場を待ち、あふれていた。
其処で、今回の公演チケット入手に大変お世話になった、イ・ソンヒのファンクラブ幹事のKさんにお会いする。最高の座席を確保していただいたことに感謝しつつ席に着く。公演終了後、ご挨拶にうかがうと、この後設けるファンクラブのミーティングにお誘いをあらためて受ける。ミーティング会場前でメンバー各位と一緒に写真を撮る。これ以上、ご厚意に甘えては申し訳なくお礼を伝え、おいとましたが、帰路、ご好意に対する機微(積極さ)に欠けた点を反省。
  
開演前の舞台前面を覆うスクリーンに、公演タイトルおよび桜の花吹雪の動画が投影されている。
まず、女性アナウンサーによる朗読からはじまった。
コンサートで、イ・ソンヒとゲストたちが歌った曲中から任意に選び次の通り概要を記す。

・イ・ソンヒは、コンサートの最初に「私はいつもあなたを(나항상 그대를)」を選んだ。
・「少女の祈り(소녀의기도)」などバラードを続けて聴かせた後、管楽器編成をバックに歌う「ケンチャナ(괜찮아)」に会場が盛りあがる。
・パティ・キムの「離別(이별)」をしっとりと余情をもってカバーする。
・少女のような横顔をスクリーンに映し、「僕のガールフレンドは九尾狐<クミホ>」のテーマ曲「狐の嫁入り(여우비)」を歌う。
・もちろん「因縁(언연)」を美しく優雅に聴かせてくれる。
・イ・ソンヒに、ひざまずき一輪のバラを差し出すイ・スンギの登場に会場は騒然。1曲目は何?(おじさんには?)。2曲目はチョー・ヨンピルの「旅に出よう(여행을 떠나요)」をカバー。最後まで会場は(彼を恋人にしたい、息子にしたい女性たちの)歓喜と熱狂の渦。
・ゲストとして次に登場した、キム・ボムニョン(김범룡)が代表曲「パラム、パラム、パラム」(1985年)他を歌う。80年代をイ・ソンヒとのデュエットで、パワフルにそして軽快に駆ける。
・コンサート終盤に至り、イ・ソンヒの「ああ!昔よ(아, 옛날이여)」、「美しい江山(아름다운 강산)」に、会場総立ち、大盛況となる。ファンたちのライブライトの明りが会場を大きく揺れる。
・そして、アンコールに応えて、イ・ソンヒは「Jへ(J에게)」を歌った。

終演後、会場に名残り惜しむように、観客がしばし、まばらに残っていた。ロビーでも、互いに興奮を冷ますように、あちこちに観客グループたまっていた。

お世話になったファンクラブから、イ・ソンヒの写真付カレンダーや多数のシールなどをいただきましたこと、重ねて感謝します。これは宝物です。
また、会館ロビーで、イ・ソンヒのサイン入りアルバム14集を見つけ!直ぐに入手した。

(Youtubeに登録のLehrbuecherleeseunggi01naragoyに感謝)

(参考)
前回2009年のコンサートは、「イ・ソンヒ コンサート 」に報告。