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2010年6月27日日曜日

HDPN-U320K

先日から、WindowsXPの動作が不安定のため、CDにデータ・バックアップをしようと始めたところ大変手間がかかることに気付き(6/25)、ようやく今日、吉祥寺のヨドバシカメラで、電子辞書サイズのUSB接続HDD(I-O DATA「HDPN-U320K」)を購入した。
専用高速化ソフトを使わなくても、あっという間にバックアップ・データはHDDにコピーされた。とても簡単、何で早く気付かなかったのかなあ。おまけに費用は、ヨドバシカメラのポイントを使って最小で済んでしまった。これまた楽々。
でも、Windowsの再インストールは面倒だな。

(付記)
帰り道、吉祥寺駅の書店「ブック1st」で、「ゲーテ地質学論集・鉱物篇」(ちくま学芸文庫、木村直司編訳)を見つけた。鉱物関連ならばと物怖じせず手に入れよう。文学論的強迫感に臆することなく読めるだろうことが幸いである。
鉱物篇の「ボヘミアの森」の「カールスバート」では、宝石彫刻師の標本(コレクション100種)について、個々の標本番号ごとにカールスバート(カールスバット)の現地産状も紹介している。
「この小冊子に見出される記述は、自然の鉱物体を直感的に見ることなしには明確に把握することができない。前提にされるのはむしろ、読者がカールバートの内外で、このコレクションをテクストとして携行されることである。そうして初めて、この注釈書から利点を引き出し、著者の意図を認識し活用することができるであろう。」(p.145)と極めて実践的です。