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2010年10月11日月曜日

ピノキオ

人の形をしていても、木彫りのピノキオは少し落ち込んでいる。どこかちぐはぐなのだ。ダニエル・ビダルの歌「ピノキオ」は、童話のピノキオのことではなくて、少女の心なのかもしれないが。
あこがれる秋が教えてくれたことは、それはこわれやすい小さなもの、こころを大切にするということだ。ダニエル・ビダルの愛らしい声が、秋の陽をうけて落ち葉の上で踊っているようだ。そうそう、過去なんてこれっぽっちもない、どこまでもあどけなくて天真爛漫に聞こえる。
(Youtubeに登録のtengokuemakiに感謝)

連休終わりの今日、孫はどうしているのだろうか。孫は、泣くことと笑うことはあっても、怒ることを知らない。今は、まだ愛情の中で生きている。そんなことを思い浮かべていたとき、「海ほたる」の上で東京湾をバックに、両親に抱かれている写真のメールが届いた。
これから、羽田空港の新空港に行って、孫が好きな飛行機を見せると書き添えられていた。

(追記)
羽田空港で、孫が、飛行場の飛行機を眺めている写真のメールが届いた。
「たくさんの飛行機に大きな声をあげて喜んでいました。・・・帰ろうとすると号泣。」とのこと。どうやら、帰宅後も興奮冷めやらぬようだ。
今日は、巨大な船や飛行機を見たわけで、動くものが好きな男の子には最高の一日だっただろう。