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2010年9月7日火曜日

大地震は予知できるのか(第2回)

地元公民館主催の講演会「大地震は予知できるのか」(第2回)を聴講する。地震予知のために必要なデータ収集について、その方法と装置の紹介があった。(第1回:8/31)

・地震計については、考えてみれば装置自体がゆれる中でどのように観測するのかという課題があるが、振り子の原理を応用して解決されている。現在は、デジタルデータ収集のため装置は電磁式になっている。
・日本の観測網(地表および海面下)の充実については、1995年の「阪神・淡路大震災」を契機にしてはかられたそうだ。
・広域の運動・変動を測定するのに、伝統的測地測量から、最近では宇宙電波や人工衛星からの電波やレーザー光を利用した宇宙測地技術(VLBI、SLR、GPSなど)に進化しているそうだが、難解な話だ。
・東京学芸大学に設置の観測装置の見学があったが、参加しなかったことを悔やんでいる。

なお、多摩地域の地殻変動などについて、どのように観測されているのか、できれば知りたかった。