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2010年6月13日日曜日

はやぶさ

asahi.com(23:04)によれば、オーストラリア南部上空の大気圏に約60億キロ、7年間の旅を終えた「はやぶさ」が帰還したとのこと。小惑星「イトカワ」から土壌成分が分かるかもしれない砂を持ち帰った可能性がある。当初予定した帰還を3年遅れて無事地球に戻った。
(参考)
はやぶさ再突入動画(5つ) /Hayabusa re-entry :(Youtubeに登録のpismohirokunに感謝)
・宇宙版プロジェクトX 小惑星探査機はやぶさ#1#2#3:(Youtubeに登録のQPKGHPWGHIに感謝)

専門家の絶え間ない努力の結果、ぼくらは帰還を知ったわけで、こんな劇的なフィナーレになるなんて一般には誰も考えられなかったことだろう。エピローグに、遺品のような「イトカワ」の砂(微粒子)がカプセルから回収されることを期待する。
故郷の地球へと必死に暗黒の空間を翔り、最後には大気圏に焔となって消えた「はやぶさ」に物語を感じる。よくぞ戻られた。

(付記)
Youtubeには、日本人独特の感性だろう、「はやぶさ」そのものに対する深い愛情と敬意を示す動画が登録されている。
Return of the Falcon 小惑星探査機はやぶさ「祈り」 (Part 1234 ):(登録者pismohirokunに感謝)
・〔はやぶさ〕今度いつ帰る ~はやぶさ探査機~:(登録者kappoonに感謝)
・「探査機「はやぶさ」の軌跡 舞」(前編後編):(登録者kotohogi1968に感謝)