いつもDVDレンタル店で、映画「家門の栄光(가문의 영광)」を探しでいた。ところが、Gyaoの「ドラマ・アジア」の番組案内に、「大変な結婚」というタイトルで載っていたのだ。見つからないはずだ。早速、online鑑賞させていただいた。
「家門の栄光」は、「家門シリーズ(3部作)」の第1作である。第2作は「家門の危機」で、昨年(2009/10/22)、韓国文化院で鑑賞した。第3作の「家門の復活」は未見である(ストーリーは第2作の延長らしい)。
第1作と第2作は、配役構成を次のように入れ変えているが、家門というヤクザの軸はそのままである。
・第1作は、ヤクザの親分である父親に育てられた娘ジンギョン(3人の兄弟がいる)と、ソウル大法学部卒のベンチャー企業CEOの男性デソとの物語である。
・第2作は、ヤクザの親分である母親に育てられた長男(2人の弟がいる)と、暴対担当の女性検事との物語である。
ところで、第1作と第2作では、イ・ソンヒの「私はいつもあなたを(나항상 그대를)」が、登場人物によってピアノ弾き語りされる。
・第1作は、主人公のヤクザの娘ジンギョン(キム・ジョンウン(김정은))が、揺れる心のまま愛を打ち明けるようにピアノを弾き語りをする。切なく不器用なジンギョンの想いが表現される大事な場面である。
・第2作は、検事の女性に一方的な片思いの上司の男性検事が弾き語りをする。こちらは、むしろ滑稽さとむなしさだけが響く作り方をしている。
YouTubeではこの曲「私はいつもあなたを」を、イ・ソンヒとキム・ジョンウン以外にも、ジュンス、ユンナ、ソン・ダムビ、チャン・ユンジョン、ユリなどが歌っているのを見ることができる。
(YouTubeに登録のpops8090、lsh1004732に感謝)