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2009年6月8日月曜日

イニシャルJ

イ・ソンヒの代表曲である「Jへ」を、作詞・作曲をした当時新鋭のイ・セゴン(李世建(이세건))の創作理由を調べたブログ「イ・ホンソクのこういう時こういう音楽(이헌석의 이럴 땐 이런 음악)」(09.02.06)がある。次のような内容だ。

・この歌を発表する一年前(1983年)の秋のある雨の日、ドイツに文学修業に去った友人を思い出し、ピアノに向かいメロディと歌詞を作った。歌詞完成後、友人が送ってくる手紙文頭(定型)『会いたい (보고싶은 )』の後の『L兄へ(L형)』(L=イ・セゴン)とあるのを考え、発音がやわらかくて形が美しい『J』を選択して題名に『Jへ』と付けた。Jは愛する恋人ではなく、遠く離れた友人を描いたとのこと。

・また、この曲が有名歌手たちに受け容れられず、自信のなかったイ・セゴンは、イ・ソンヒが歌うことの求めに応じて「歌うか、やめるか任せる」と応えたことから、イ・ソンヒはこの曲を得たという。

イ・セゴンとイ・ソンヒが以上について、いつ・どこで発言したかの出典が必要だが、どうやらイニシャル「J」の根拠を知ることができたようだ。

(本ブログ関連:4/13、6/7)

ただし、曲「Jへ」にとって一つの傍らの話に過ぎないことはいうまでもない。